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徒然ヤスによるリアル+MapleStory事の雑記。メイプルはネカフェINのみ。
by yassan_desu
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第5話「困難を乗り越えた先にたどり着く栄光」
昨日1社目の内定きたって書きましたけど……













3社とも内定きてました!!!

まさか3社とも受かっているとは思わなかったな。





ということで、無事に進路が決まりました。
どこの会社に行くかは決めてありますのでね……あとは会社側に返事をするだけです^^



ふぅ……ここまでくるのは長かったなぁ。

知ってる人もいると思いますが、最初は大学進学を考えて今の高校に入学した私ですが……家庭の経済的な事情により、やむを得ず就職に転向をしました。

転向を考えだしたのが……高校2年の2月頃だったかな?
メイポ内では、夢米の人たちと仲良くさせてもらっていた時期ですね。

ハッキリと転向が決まるまでの間と言うのは……本当に辛かった時期でした。


この頃は大学に行けないという障害のせいで、学校へ行く目的を失ってしまい、やる気がなくなってしまって。

授業が精神的に苦痛で……学校へ行くのが本当に嫌になり、親に相談して学校を辞めようともしていました。


そのときは親からは
「これからどうしていくのかわからんけど、中退だったら何もできない世の中なんだし、卒業するまでは頑張って続けてみなさい」
と言われ、仕方なく学校に行くといった感じでした。


それでもやっぱり学校へ行くのが苦痛で……辛い時期が続きました。
定期テストなんか、順位が200番も落ちましたからね。

そのまま目標も決まらないまま3年に上がって、メイポも事情によりPC無くなったからお休みして。


公務員試験を目指そうと思い始めたのは、この時期からになるかな。

最初のころは、ただ呆然と「なれたらいいなぁ」って感じ。
現実の厳しさをまったく知らなかったからね。

色々と勉強していく中で、一度力試しのつもりで模試を受けてみました。



その模試の結果はE判定。
……つまりは合格射程圏外です。

その時は「俺は今まで何をやっていたんだろう」って思ってね。自分が恥ずかしくなってきました。


この時から段々と、自分の気持ちが切り替わり始めましたね。

それからは専門学校に通ったり、夏季セミナーなどに通ったり、自分のできるだけの努力をすることに尽くしてきました。

何をしていいか迷ったら、自腹で試験対策の問題集を買いあさり、片っ端から問題を解いていました。

学校から帰ったらすぐに机に向かって、毎日8時間ぐらい勉強してたっけなぁ。

そうやってガムシャラに勉強を続けていって。

最初の模試を受けてから半年経ったあるとき、どれぐらい力が伸びたのかを知るために再度模試を受けました。


……結果は県内高校生1位。
このときは「努力した甲斐があった」て思ったね。

それからも、またひたすら勉強勉強の繰り返し……

この時期が、一生の中で1番勉強したような気がしますね。


そして実際に9/24の一次試験を受けることに。

問題を解いた際の手応えとしては、自分としてはバッチリだったんですけどね。
残念ながら不合格でした。



不合格を知ったときは、思わず泣いちゃったなぁ。
授業中にいきなり泣き出したものですから、周りも反応に困っていた記憶が……

あれだけ勉強して駄目だったんですからね……悔しくて悔しくてたまらなかったよ。

でも不思議と後悔はしなかったんです。

自分のやれるだけやって出た結果ですからね。こればっかりは仕方のないことですから。

それと同時に現実の厳しさというものを、身を持って感じさせられました。

……だけど、ここで挫けるわけにはいきませんでしたからね。

これまでの過程で得たものを生かし、また別の方向で自分の道を探すことにしました。



──それからは自分に合いそうな就職先を探しつつ、面接練習の日々。

そして11月の始めに企業が集まって開催される面接会があるとのことだったので、私も参加することに。


あのとき集まった人数というのは……600人以上だったかな。
県内の就職未決定者が全て集まってました。

正直……この人数には尻込みしました。
この人数を相手に採用を勝ち取らないといけませんからね。


その中で私の興味をひいた会社が3社あって、その3社というのが先週2次試験を受けた会社なんです。

そしてその3社全てから内定がきて、どこに返事をしようかと悩み、今に至ります。


夜は親と相談をして決めようとしたんですがね……仕事となると、一生のことを考えて選択しないといけないことですので。

話し合った結果としては
「あなたが自分のやりたいと思った仕事を選びなさい」
と言われ、自分で明日の朝までに結論を出すことにしました。


それからね、自分1人で色々と考えたんですが……やっぱり決まりませんよ。

社会を何もしらない高校生が、卒業したら社会人として働かなければならない。

これって口では誰だって簡単に言えるんですけど、いざ自分がその身になってみると本当に辛いんです。

それで夜は部屋に閉じこもり、ずっと考えてますた。



そうやって悩んでたら、さっき私の兄貴から電話がきたんですね。

私がどうしてるのか心配してくれて、わざわざ電話をしてくれました。


兄貴は社会人ですからね、色々とわからないことや社会の現状といった……わからないことの質問に色々と答えてもらいました。


でね、私がどの会社にしようか悩んでるって話したら……事前に調べてくれて、色々な情報を知ることができました。

その時に兄貴から一言

「お前はお前のやりたいことをやれ」

と言われたんです。



思わず涙が出ちゃって。
兄貴と話してて泣いたのは、このときが生まれて初めてかな……

何でもない一言のように感じると思いますが、私にとっては特別な意味を持っていましたからね。


あまりこういった家庭的なことは、周りに話さないんですが……うちの家庭は母子家庭なんです。

私が就職に転向しようとしたのも、これが一番の原因だった。


うちのバカ親父は、収入は充分にあるのに私や兄弟の学費や保険なんかも払わずに、遊び惚けていたんです。


その未払いのお金っていうのは、専業主婦だった母親には到底払えない金額で、母方の祖父たちが老後のためにとっておいた貯金や年金を全部使ってまで払っていたんです。


額にしたら……700万以上になるのかなぁ。
今でも未払いのものがありますから、1000万はくだらないでしょうね。

それで母親が決心して親父と別れることにして、去年の10月から今年の4月まで祖父の家にお邪魔することになりました。
メイポにin出来たのもこの時期で、祖父の家にあるPCでinしていましたね。


ただ、親父はそれからお金を一切くれないのに親権は自分にあると、今でも主張しています。

家族はそれを認めておらず、そういう話をすると、用があるなど言って話をはぐらかして逃げていました。

これじゃマズいと思って、朝廷で話し合いをするはずだったのですが……ここで

「金の無い俺が、どうしてお前たちに金をやらないといけないんだよ。俺には関係ない!!!」

と騒ぎ立てて、文句だけ言って帰っていくそうです。

朝廷の人に、あの人は人間としての心がありませんと言われるぐらいですからね……よっぽど酷いんだと思います。


この事実を知ったときには……兄貴とゴルフクラブ持ち出して、本気で殺しかけました。

それほど迄に家族を苦しめてきた、最低の人間でしたからね。


そんなことがあったものですから、4月には母親と私たち兄弟で暮らすことになりました。

それから母親は仕事を始めたんですが……始めたばかりの母親の収入だけでは、私と弟2人の生活を賄えるはずがないんですよね。

そんなことがあったから……私は家を支えていかなければならないっていう、プレッシャーがあったんです。


でも、私がやらなきゃ弟たちがあまりにも可哀想すぎる。
せめて私が送ってきたとき程とは言えませんが、人並みの生活だけはさせてあげたい。


だから就職したら弟の学費とか、そういった面で少しでも家をサポートしていけたらいいなって。

兄貴もまだ21歳なのに子供2人を抱えているもんだから、無理させられないんですよね。

だから俺がやらなきゃいけないんだって。
ずっとそう思って今まで頑張ってきました。



でもね……正直言って耐えられません。

まだ18歳にもなってない俺が、何でこんな責任負わなきゃならないんだって。
本当はそんな気持ちでいっぱいです。


何もこれだけじゃない。

就職してからのこと。
彼女のこと。
これからの生活のこと。

全てが重圧となって、私に重くのし掛かってくるんです。

こんなこと誰にも言えなくて、ずっと1人で悩んでたんです。


だから……兄貴の一言が、凄く嬉しくて励みになった。

別に兄貴だけってわけじゃなく、私の周りの人にも言えることなんですけどね。


こんな家庭で暮らしているものですから、家では誰も頼れる人がいなくって、何があっても自分の力で解決するしかなかった。

やっぱり今までの中で、何度も挫折しそうになったことはありました。


そんなとき、心の支えになってくれたのはウチの彼女さんや周りの友達、そして皆さんでした。


辛くなって弱音を吐いたときに、みんなの何気ない一言が凄く励みになった。

特にコメントなんかで「頑張れ!!!」なんて書いてあったら……どうしても涙ぐんでしまってました。

本当…皆さんには何度助けられたかわかりません。

この場をお借りして、お礼を申し上げます。
本当にありがとうございました。


これから就職して働いていくにあたって……何らかの障害にぶち当たって、挫けることもあると思います。

そのときにはブログ内で弱音を吐いて、皆さんの力に頼ってしまうかもしれません。

ま…そのときには皆さんから喝を入れてもらえば、少しは気も楽になるとは思いますからね。
皆さん頼りにしていますよ(笑


就職に関しましてはね、色々と考えた結果、自分なりに結論を出すことができました。

朝にはまた親と話して、自分の意志を伝えたいと思います。

どこの会社で働いていくのかっていうことは、時がきたらお話させていただきますね。





……私の出した結論というのは、本当は間違っているのかもしれません。

でも、私もまだ17歳でやっと来年の2月に18歳です。
もし失敗したとしてもやり直しのきく歳だし、もっと前向きに頑張っていこうかなぁと。

まだまだ人生先は長いですからね。
じっくり考えて、自分なりに頑張っていこうと思います。




書きたいこと書いてたら、変に長くなっちゃいましたね……
こんな未熟な私ですが、これからもよろしくお願い致します^^

by yassan_desu | 2006-11-30 03:02
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